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ねこつん24

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匿名ユーザー

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あらすじ

修学旅行二日目の朝

朝、ツン子と同じ部屋の優が目覚めない
食堂に走りこんでくる佐藤さんの言葉に
蒼ざめる新ジャンル学園生徒

そしてもう一つ
クーの部屋に引っ張り込まれた男
そして部屋に入るやいなや着ていた制服を脱ぎ
男の前に美しい上半身を晒す

佐藤 「ゆ・・・優さんの・・・調子が・・・おかしい!目を・・・覚まさない!!」

その言葉を聞きざわめき出す食堂の生徒達
すぐさま走り出すツン子と鮫子

ツン 「行くわよ!鮫子!」
鮫子 「熱とか風邪かしら?」
佐藤 「いや・・・傍目には風邪とかそういうのは見えないの・・・」

走りながらも簡単な容態の説明をする佐藤さん

鮫子 「私は・・・保険委員の日下さんを呼んでくるわ!」
そう叫びながら一人違う道を行く鮫子

ツン 「おねがい!」
佐藤 「・・・優さん・・・」

そして自分の部屋に駆け込んだ時に
ベッドの上で横たわる優の姿があった
その傍らには渡辺さんが優の顔を心配そうに覗き込んでる

渡辺 「ふえぇ~優ちゃん・・・起きないよぉ・・・」

クーの部屋に引っ張り込まれた男は、今
自らの置かれた状況を理解するのに多少の時間を要している

男 (え・・・あの・・・どうなって・・・って!)
クー 「な・・・なあ?」
男  「なんで!?ってってえてえててつか服着ろ!」

男は目を反らしながら自分の上着を脱ぎ、クーに投げつける
しかしクーはその上着に目もくれず、スカートのホックを外し
最後にクーはその形の良い胸を晒したままパンツ一枚となっていた

男  「おま・・・一体なにを・・・」
クー 「わ・・・・わからないんだ・・・もう、どうしていいのか」
男  「クー・・・」

そう吐き出すようにクーは呟くと、すっとベッドに横たわり
両腕の手首で目を覆うように横になる

クー 「す・・・好きにしていい・・・だ、だから」
男  「そんなこと・・・出来るわけ無」

男はそこまで喋った時に気付く
クーの涙に

クー 「えぐっ・・・えぐっ・・・」

その涙に気付いた男はふっとベッドの方まで行き
彼女に優しく毛布を掛ける

クー 「きだいに・・・きらいにならないで・・・おねがい」
その顔の眼の所で交差するように、クーの腕は顔を覆っていた
その仰向けになった頬には既に涙の跡

クー 「ずっと、ずっど・・・いっじょに・・・」
彼女の胸が少しふるふると震える

男はただ何も言えず俯いたまま
拳を握り締めている

クー 「・・・くっ!!」
不意にばっと上半身を起こすと、クーは男の胸倉をつかむ
そしてそのままベッドの中に引きずり込んだ

がちり

クーとの始めてのキスは歯と歯が思い切りぶつかる不器用なキスだった

男  「ちょ・・・おま!ふぐぅぅ!!」

クーに唇を奪われた瞬間、問い詰めようとした男の唇を塞ぐ様にクーは
また唇を男に捧げる

何度も何度も
別れの言葉を喋らせないかの如く

男  「クー!いいかげんに・・・」
男はベッドに仰向けになりながらクーの両肩に手を掛け、離す
まっすぐこっちを見るクーの目は既に真っ赤だった

男  「こんな・・・もう止めろよ・・・」
クー 「・・・」
だらりと手を垂らし、ぼうっとした表情で男を見つめるクー

かちゃ---かちゃ----ちゃき----だんだんだん!!!

その時部屋のドアの所から銃声が聞こえる

ミリ 「まったく・・・鍵閉めたままで何をし・・・・て?」
空港で捕まった筈のミリ子だった

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