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男と優の出会い04

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
『・・・じゃあ言っちゃおうかなー』
どうする?どうするよ俺?続く!!
『私は男君、あなたが好きです。』
もうこうなったら貧しい農民ごっこをするしか!!
男はとてもテンパっている!
シュ「年貢を減らせー」
男「貧しい私に慈悲をー」
シューが現れた!
男「テンパりすぎて幻覚見てる?俺大丈夫か?」
シュ「失礼な私はお前の姉だ。」
男「待てい。俺に姉はいない。」
シュ「・・・じゃあ妹。」
男「じゃあ妹ってナニよ?」
シュ「って事になるし、それは誰もわからない。」
男「ヤバイ。誰にも分からないなんて凄すぎる。」
シュ「そんなヤバい米を作った昔の人超偉い。」
男「超がんばれ。もっとがんばれ。」

シュ「さて、お米の起源についての講義はここまで。来週はおいしい食べ方だ良く予習しとくように。」
男「ありがとうございました。」
      • ってアレ?なんかおかしくね?
シュ「おかしくなくね?」
男「いやおかしくね?」
シュ「米はおいしくね?」
男「米はおいしいんじゃね?」
ええい。ラチがあかん。

男「何をしにきただー!!」
シュ「いや、なんか農民って単語が聞こえたから呼ばれたのかと思って。」
なんちゅー行動力だ。
シュ「お米様のためならエンヤコラ。」

      • いや、待て。何を納得してんだ俺。お前本当の目的は違うだろ。
シュ「手屁ッ★バレた?」
手屁ッじゃねえよ。かわいこぶってんだかぶってねえんだかわかんねえよそれ。
シュ「ま、確かに私がここに現れたのは理由がある。」
やっぱりな。
シュ「米わけて?」
そろそろ怒るぞコンチクチョウ。本題に入れ。
シュ「おお、これでは愛しの男に嫌われる。」
シュ「ま、冗談はそろそろ止めてだ。本題に入ろう。」


シュ「今日君は優ちゃんに告白されたよね?」


男「ハァ・・・。オーケー。わかった。なんでお前はその事を知ってるんだとか色々ツッコミ所は放置しとくわ。」
シュ「ボケ殺し?」
男「違うわ!ってか一分も真面目に出来んのかお前は?」
シュ「私はいつも真面目だが?」
男「・・・もういい。・・・。うん。そうだね。確かにそれは事実だ。」

シュ「ツン、クー、ヒー達はブチ切れですぜ旦那?」
え?マジで?明日が恐い・・・
シュ「いや、嘘だけど。てか知らないだろうし。」
じゃあなんでお前は知ってんだ?
シュ「企業秘密★」
さっきから星が黒いんですが・・・
シュ「まあいつか彼女達にもバレると思うよ?」
男「それはわかってる。」
まさかバレずに済むとは思わないしな。
シュ「そちらへの言い訳・・・って言い方は悪いな。説明をする覚悟は出来てるのかい?」
      • 。いやまだだ。
シュ「それに君は優ちゃんにちゃんと返事を返したのかな?」

      • 。何も言葉が出ない。何も反論する余地がない。

あまりにも。あまりにも、今まで自分が色々な事から逃げてきた事がわかる。
そして今そのシッペ返しが来ている。
シュ「まあ、私も君が好きな人の中の一人なんだけどね。私の事はともかく君の周りの人に対してどうするのかね?」
やたら突き刺さるシューの言葉。
シュ「しかしだ。今の状況になったのは優ちゃんのせいだと思ってはいけないよ。バランスを取っているものはいつか崩れる。そして実際君の取っていたバランスなんてもう土台は腐っていたのだから。」
シュ「今の状況を作ったのは君自身だ。」
わかってる。それは痛い程わかってる。
シュ「ま、君への忠告はほどほどにしてね。早く優ちゃんに返事をしてあげなさいよ?」
シュ「あの子の性格知っているでしょ?」

『・・・じゃあ言っちゃおうかなー』

『私は男君、あなたが好きです。』


いくらなんでも俺だって告白されただけじゃテンパらないさ。


『えへへ。いきなりこんな事言われたら困るよねー。男君も。』

『ごめんなさい。忘れて欲しいんだよー。』
『・・・本当に・・・ゴメン・・・ねー・・・』



まるで罪の告白でもするかの様に。
自分が悪い事をしているかの様に。


彼女は、泣いていた。

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