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男が記憶喪失になったようです04


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ずずずずず

男 (はぁ……記憶失う前のオレは一体どんな奴なんだろうかね)

ずずずずず

男 (財布の中身も300円って…アホかッ! ちゅーねん…オレ)

ずずずずず

男 (しっかしお昼の学食で一人素うどんすするとは…
   しかも 誰 も 目 を 合 わ せ て く れ な い んだが)

ずずずずず ちゅる

男 (もしかしてオイラいじめられっこだったのかのう…ツインテールジャイアンに絡まれるし)

どたどたどた! バン! チャキッ! 
ミリ「貴様は何考えてるんだーーーーーーーーーーーーー!」
荘厳「男様ッ! 酷いですわよ! どうしてお昼をすっぽかしたりなさったのですか!」

男 ブーッ!!!

ミリ「うわッ! うどんを人に向けて噴出す馬鹿がどこに居るかッ!」
荘厳「ささ、これでお拭きになってください…ってぇ! どうしてですかッ!? お昼ッ!」

男 ←もういろんな意味で涙目

男 「うう…えぐっ」

ミリ「まったく、うどんが食べたい日なら先に言うべきだろうに。戦場では『ホウレンソウ』が大事なのだぞ」
荘厳「うう、せっかくゴマ油でかりっと焼き上げた、いかめしをお持ちしましたのに…」

男 「ひどいよぉーうおーいうおーい」

ミリ「そこまで泣くこたぁ無いだろうに…ちょっとゴム銃を全身に撃ち込んだだけじゃないか」

男 「それをちょっとで済ますのか? ああ?」

荘厳「それよりも…何も一人でお昼を過ごす事は無いでしょうに…」

ミリ「そうだぞ、大体ここでは他の人たちに迷惑がかかるではないか」

男 ( 迷 惑 か け た 張 本 人 がいけしゃあしゃあと…)

男 「あーすまんな、一応オレも一人で色々物思いに耽りたい年頃なのだよ…」

荘厳「でも、何か悩み事でしたら…私にでも相談してもらえれば…」

男 「へ? あーいや、将来の年金とか…」

ミリ「何で思春期の問題も解決してないのに老後問題で悩むんだ? 男」

男 「…」

荘厳「ああっ! また泣き出しておりますわ! 男様ッ!」
ミリ「どうでもいいがあまりオーケストラチックな絶望臭い音楽をかき鳴らすな、荘厳」
荘厳「おっしゃってる意味がわかりません!」

ミリ「で、だ。私の作ってきた『男用・コマンド弁当』を、今奪い取って口にしたのは許そう」

男 「だって…俺の弁当なんだろ? まあ今はいかめしを貪り食ってる最中だから手短に頼むぞ」
荘厳「ふふ、ささお茶でも」

ミリ「……だから、私が言いたいのは」

男 「おう! いやぁーこの青々とした静岡の風景の見える緑茶も素敵ですなッ!」
荘厳「はい? 普通の学食のお茶ですが…」
男 (つーか茶の水面に静岡が写ってるのは一体何なんだろう……この派手な姉ちゃんの背後にも)

ミリ「クッ……まあいい、ずばり聞くが」

男 「あ、すいませんちょいとそこの爪楊枝取ってもらえます?」
荘厳「はい♪」
男 「ははは、実に金ピカな爪楊枝ですなッ! 歯茎をえぐっちゃう勢いくらいに…」
荘厳「はい? 普通の爪楊枝ですが…」
男 (……爪楊枝から金色の何かオーラみたいなのが出てるんじゃが…ま、いいか)

ミリ「つまらんコントみたいな真似をするなぁーー!!」

男 「失礼な……オレは常に真剣だぞ」
荘厳「そうです! 私たちの愛の会話の邪魔をしないでくださいます!?」
男 「はっはっは、冗談が実に上手いですなぁ、背後にいかりや長介が見えますよって」
荘厳「もう、冗談じゃありませんのに」

ミリ「お前らは……」

ミリ「……反省したか?」

男 「ひゃい……ひゅいません」

ミリ「まったく、貴様は 最 低 の 馬 鹿 だなッ!」

男 「うぐっ…もう馬鹿お腹一杯」

ミリ「あぁん?」

男 「ひぅ」

ミリ「ったく、用件はただ一つ! 男はどこか……その、体が熱くなったりとか…えっと調子が良いのか悪いのか…」

男 「頭とほっぺたとみぞおちと幾つかの関節とお腹と太ももと足の指が痛くてついでに口からの血が止まらないです…」

ミリ「頭は元からだ、その他は自業自得だろうな」

男 (最低の馬鹿と最高の馬鹿ってどっちが上なんだろうかのう…)

ミリ「聞いているのか?」

男 「サー! イェッサー!」

ミリ「その、つまりだな……何時も通りッ! だとは思うが、その昼食の後にこう…火照るというか」

男 「何を言ってるのかさっぱり判らんのだが…」

荘厳「…? 先ほどから何をおっしゃてるのか…」

ミリ「う、うるさい! 貴重な思春期をこんな馬鹿げた男に使う事自体間抜けなのだッ!」

男 「うおっ! そのくるちい……首がぁ、ぎゅて」

ミリ「このインポ野郎! インポだな! インポなんだろ!? インポって言え!」

男 (な、何を言っているのだ…このナチスもどきは…はぐうあっ!)

フッジッサーン

男 「…あぅ」

ミリ「あ…」

荘厳「え…」

男 「…違うんですよ、これは」

ミリ「貴様が悪いのだぞ……お昼に屋上に来ないから…私の興奮剤を用いた『オーク・ジョウ』作戦が…」

荘厳「あわ、わわわ」

男 ←勃起中

学食「きゃああああああああああああああああああ」





男 ←号泣

友 「あ~そら凄いな」
俺 「最初、学食で騒いでるなあって思って覗いたら……なぁ?」

男 ←思い出して赤面

友 「……まあ学食ルームのど真ん中でフッジッサーンはなぁ」
俺 「一服盛られたらしいぞ、ミリ子に…まあそれを勝手に奪い取られたとは言ってたが」

友 「…」
俺 「…」

男 ←思い出して少し興奮

友 「まあいつも通りだな」
俺 「だな」

男 ←そんな自分に涙目

底飛車「おーっほっほっほ! お、男様の陰茎なぞ大した事ございませんわ!
     わ、私のこの膨らんだみっともないお乳に比べたらっ! く、空気でしてよっ!」

男 ←もう死にたい

友 「アレ、慰めてないよな」
俺 「本人は慰めてるつもりなんだろうな、でもハタからみりゃ傷口に塩塗りたくってる感じだけど」