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男が記憶喪失になったようです(仮)41


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登場ジャンルより表記一例


※注意:多少ゆがんだ観点多いです



新ジャンル全般=男


新ジャンル「淡白」=淡白

新ジャンル「通訳」=通訳


新ジャンル「やる気のない古本屋の女店主」=店主

新ジャンル「やる気のない古本屋の女店主」より客=客



 古本屋

 trururururu...trurururururu......

客 「あ~~~、まぁた電話鳴ってるよ。店主さん、『ちょっと店番頼む』って……これ
   どう考えてもなんか緊急の電話だよなぁ…何度も鳴ってるし…取んないと、マズいよなぁ…」

通訳「………」パラ



男 「あのーーー……淡白?ここ……どこじゃい?古本屋…だよな?」

淡白「ここならあんまり新ジャンル学園の子、来ないから……」

男 「あ、あぁ、あぁっ。なるほどそゆことか…悪いな。気ぃ遣わせて」

淡白「そうね。でも私も話あったし、お互い様」



通訳「………」ハラ…

客 「…はいもしもし。ただいま店主は出払っております
   え…?えぇ…まぁ、バイトみたいなもんですが……はい。伝言くらいなら」




男 「はな…し?」

男 (あー…まぁた何か嫌な予感っつーか、こんだけ同じ展開だともう読めるっつーか…)」

淡白「私とデートしてほしい」

男 「ってお前、今日はオレ朝からそんなんばっかでよぅ…」

淡白「男が…いやならしょうがないけど…」

男 「いや好いてくれるのはホント願ったり適ったりウェルカムなんじゃが
   もちっとナイスガイをいたわる優しさとか……ん?今、なんて?」

淡白「いやなら良いって言ったの。デート。そういうことなら……ここでお別れね」

男 (なんつぅ…悲しい顔してんだよ…)

淡白「もしそうなら、今の話は忘れてもらえると嬉しい」

男 (くぅっ…!そんな顔されるとなぁ…っ!そんな顔されるとなぁ…っ!!)

男 「だぁぁぁあ!わーった!わーったわい!!ハンカチとか弁当の礼もあるしな!」

淡白「いい…の?」

男 「あぁ~…まあ人と約束してるから少しだけだがよぅ…」




客 「あ、注文の品入りましたか……えっと、注文した人の名前は…
   え?都市伝説の男?あぁ読み間違いですか
   ―――なるほどなるほどwその漢字ならしょうがないですよねーw」

通訳「………」



  ガーーッ……タタタタタタ....



店主「ただ~~い……んぉっと?――またのご来店を~」

男 「ん?古本屋の店主さんか。へい、どーもー」

店主「どうもっ」

男 「おーい、淡白やーい。行かねーのか?」

店主「………」

淡白「今行くわ。待ってて」

店主 チッ…

淡白「自動ドア、そこで立って開けておいて」


                       男
  ――お客さん、そいつはお前のものじゃないだろ?



淡白 ビクッ

店主「さっさと元の場所に戻してこい」ボソ…






男 「淡白、ほら、行くぞ?
   ……どした?震えてるのか?」

淡白「大丈夫…なんでもない…………だい、じょうぶ……だいじょうぶ、だから……」

男 「そ、そうか?」


自動ドア ガリガリガリ…ガーーー




店主「ただいま~~~っと。ちゃんと店番してたかぁ?――はぇ?…電話…取ったの?
   はぁっは~、律儀な奴だねぇ……
   あー、わかったわかった。なんかオマケしてやるから………ったく。難しいね。どいつもこいつも
   ――んあ~?ひとり言だよ
   あー。だからっ。オマケしてやるって。『体』で」


自動ドア ガーーー....ガタタタタ


店主「ん?お客さん、お帰り?はいはーい。またのお越しをねー」


自動ドア ガリガリ…ガーーー


店主「で、お前は何を赤くなってるんだ?体?――――うん。決まってるでしょ?冗談よ」ニッコリ






登場ジャンルより表記一例


※注意:多少ゆがんだ観点多いです


新ジャンル「サンタ」表記一例

      大サンタ ・オモチャコウジョウ=コウジョウ(サンタ界の頂点に君臨する大サンタの一体)
      上級サンタ・クツシタ=側近1
      上級サンタ・エントツ=側近2
      上級サンタ・ダンロ=側近3

  その他の上級サンタ=サンタ(容姿は人間に似ているが、中級以下とは隔絶した知能・戦闘力を有する)
      中級サンタ=中級サンタ(前線で下級サンタを指揮する程度の知能。しかし要領は悪いようである)
      下級サンタ=下級サンタ(人間型ではあるが獣じみた容貌をしており知能も同様である。尖兵を担う)
      騎兵サンタ=騎兵サンタ(トナカイを駆る機動力に優れた兵)

新ジャンル「最強の一般人」    =最強
新ジャンル「最強の一般人」より天使=天使
新ジャンル「最強の一般人」より悪魔=悪魔



その世界では、神代の昔から、ヒトとサンタの争いが続いていた。

神の恩寵も魔王の悪意も届かない、忘れ去られた果ての世界で

ヒトと、神にも人間にも聖霊にも似たその生命体は

史実も伝説も記さない程の昔から

もはや、もっともらしく語る古い神話の他より、伺い知る事叶わぬ太古からの戦いを

いつ終わるともなく続けていた



そうして毎年、厳寒の季節に繰り広げられる

記録の及ばぬ始まりと、想像の及ばぬ終わりにふちどられた

尾を食む蛇の如き泥沼の闘争行為を、彼らは呼ぶ








                                           『クリスマス』と









 過去 こちらの世界 北極

 吹きすさぶ氷の風と、そこに混じるは黒煙と、蠢く赤茶


側近1「おのれ電撃作戦だとっ!?人間どもめ!」

側近3「我らが兵装開発局本部にしてサンタ軍前線基地『コルヴァトゥントゥリ』へ!!
    それも我らが目覚めるクリスマスに!!なんという屈辱!!こんなことは前代未聞だぞ!!」

側近2「ホッホ。開発中の兵装も、施設ともども爆破されてしまいましたなぁ」

側近1「笑いごとかっ!それよりもオモチャコウジョウ様はどこだ!?まずはあの方の安否だ!!」

側近3「中級は下級を全て呼び集めよ!召集後は騎兵を中心に周辺を捜索……いや、策敵せよ!」

側近2「策敵……そう言えば爆破されただけにしては様子がおかしいね?
    景色がコルヴァトゥントゥリと違う……それに何か、空気と言うか、雰囲気というか……」


  ザッ

コウジョウ「飛ばされたのだよ。我らの世界から、ね」

側近1「コウジョウ様!!ご無事で!!」

側近2「飛ばされた……ですと?」


下級「GYAAAAAAAAAA!!!」
下級「RYYYYYYYYYYYYY!!!」


側近3「どうした下級どもめ?何を騒いでおる?」

コウジョウ「これだよ。側近3。先程襲われた」

  ドザッ

側近2「なんですかな?この醜悪な化け物は」


下級`s「MEEEEEEEEEEE!!!」「RYYYYYYYYY!!!」
下級`s「MEEEEEEEEEEE!!!」「RYYYYYYYYY!!!」


側近3「やめんか!くっ、、、中級まで……おい!やめんか!!」

コウジョウ「『天使』だな。この凶醜からすればそれほど高位のものではあるまい」

側近1「てん…し?はて?どこかで聞いた……」

側近2「始祖サンタ「ニコラウス」の神話に登場する『神の御使い』ですな」

側近1「なんとっ。それでは我々は……」

コウジョウ「神話がどこまで事実を語っているのかは私にも測りかねる。
    飛ばされた原因も、開発中の兵装のいずれかが爆破により神話の状況を再現したのか…
    或いはこれも人間側の意図した事態なのか……今や知る術はない
    だが、お前達も私同様に感じているはずだ。サンタとしての肉体の、雄弁なる語りかけを
    もはや疑うべくもない。
    ここが全てのサンタの根源たる、『始祖』の来たる本つ国。全ての始まり、『神』の寵愛せし……」

側近1「ホッ」

側近2「ホッホー!」

側近3「くっ、オモチャコウジョウ様!下級どもが天使に反応して…!抑えきれませんぞ!」

コウジョウ「ホッホ。よいよい。『天使』の素体などこれからいくらでも手に入ろう」

側近3「くっ、、、、――よいぞ!」

下級「GAAAAAAAAAA!!!」
下級「GOAAAAAAAAA!!!」
下級サンタ`s「MEEEEEEEEEEEEEE!!!」

 グチャグチャゴリメキパキュグチャグチャ!!

コウジョウ「さてさて。まずは身を潜めねばな。さらにクリスマスが終わるまでに半覚醒状態へと移行し……」

側近2「ふぁ……シーズン外に眠れないのは辛いねぇ……」

側近1「下級や中級はいかがいたしますかな?何しろ、このようなケースは想定外。
    半覚醒状態ではこれだけの数……管理しきれませんぞ?」

コウジョウ「止むを得まい。上級以外は融合措置を施すのだ。あれなら数を抑えられる。
    中級や騎兵の戦力が失われるのは痛いが、獣同然の下級の群れよりかは幾分御し安かろう」

側近2「体勢を立て直すまでは辛い日々が続きますなぁ……」

側近1「しかし体勢を立て直しさえすれば………ホッ」

コウジョウ「そう。取らせていただこうではないか
    我らを追いやったとかいう『神』の首を!
    思い上がった虫ケラ蔓延るこの世界と共にっ!!我らこそが新世界の始祖サンタとなるのだ!!」

サンタ`s「ホッホー!ヒーホー!」
サンタ`s「メリーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」
サンタ`s「イィィィィィィーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーッッッッ」

サンタ`s「 ク リ ス マ ス ッ ! ! ! ! 」

 蠢く赤茶はやがていずこかへ。あとには厳寒の極北に吹く

 風の声

 だけ

 ホッホー ヒーホー



 現在 廃工場


コウジョウ「それからは、まあ、苦労の絶えない日々だったとでも言っておこうかな」

最強「………」

コウジョウ「さすがに我々と言えど、何の準備もなしに未知数の敵と事を構えるわけにはいかない
    まずは『神』側の規模を知らねばならなかったし、それに対抗しうるだけの策や戦力、兵力も必要だった
    予想外に強大であった敵勢力に存在を感知されぬよう、
    時には人間に身をやつし巷間で情報を収集し、時には人里離れた場所に拠点を構え期が熟すのを待った
    しかし悲しいかな。それでも全てが整うには、絶望的なまでの時間を要するであろう事が明白だったよ    何しろ派手に動けばこちらの居所がばれてしまう。何事も慎重にならざるを得ない。
    人間に姿を偽装するには彼等の皮が必要なのだがね、それだって安々と入手はできない。
    当然彼らを素体にしてサンタを増やすなど、殆ど夢と言ってよかった。
    だというのに下位の天使は頻繁に我々を感知して襲ってくる。その度に偽装、隠匿、撤退だ。
    それだけの労力を払っているにも関わらず、下位であるためにコレと言った情報も得られないばかりか
    素体もサンタ化には適さない。
    徒労、とはまさにこのことを言うのだろうねぇ…」

最強「…………
   なぜそうまでして戦おうとする?
   それほどの理由があるのか?和平や共生という選択肢はお前にはないのか?」

コウジョウ「理由?ホッ。ホホッ…ホッホー!これは異な事!
    人間の味方をしている者を滅ぼすのに『理由』!?『和平や共生』!?
    笑止にもほどがある!!
    我々がサンタである以上、君も含めた全ての人間とその支援者の辿る道は二つ!!
    『恐怖に彩られた滅亡』か『サンタ化』だ!
    その執行こそがサンタの大前提、否!定義なのだよ!その為ならばいかなる苦難も物の数ではない!
    そう言えば我々の今現在の目的を話していなかったな!『最強の一般人』くん!」

最強「…………」


コウジョウ「衝撃的だったよ!我々が必死になっても攻略の糸口さえ見つからない、あの『神』を!
    君のような一般人が倒したと聞いた時は!それも嘘か真か『子供扱い』だったという!!
    真偽を確かめるだけでも万金に値した!!
    この街のならず者に紛れ込み、観察し続けた!!事実であると確認した!!
    もはや全力を傾けるのに!存在が露見するのに!なんの憚りがいる!?
    君の肉体を解析し!『最強のサンタ』の軍勢を生み出せば最早『神』どころの騒ぎではない!!
    いずれこの世界だけではなく、今なお人間を滅ぼしあぐねている我々の世界をも!
    サンタで満たすことができよう!!
    そうだな!君の肉体の秘密を解き明かした暁には、拠点を新ジャンル学園に構えようではないか!!
    あそこは素晴らしい!
    人外の生徒をサンタ化できれば心強い事この上ないし、何より我々好みの笑顔と希望に溢れている!!
    恐怖や絶望というのは落差がポイントでね?そういう意味では絶好の条件なのだよ!!新ジャンル学えn」


   ―――――――デュクシ!!

コウジョウ「ヒホッ!?」

最強 「…………」

最強 「手応えなし…」

コウジョウ「ホッホ。君ほどの膂力を、真正面から相手どるのは賢い者のすることではあるまい?」

   サラサラサラサラサラサラ……

         粉   雪
コウジョウ「『パウダースノー』………避難させていただいたよ。本体ははるか後方。サンタの壁の向こう側だ」

   サラサラサラサラサラサラ……


最強 「ひとつ言っておく」

天使「―――」
悪魔「………ぅう…」

コウジョウ「彼女達の事かね?あれほど高位の存在を従えるとは、ますます魅力的だね?君は」

最強 「黙れ。聞け
    どんな事情があろうと、人の家の居候をここまで傷つける輩に同情の余地はない
    お前は俺が必ず『お仕置き』してやる
    …………………その歪んだ性根を叩き直してやろう…」


コウジョウ「ホホ…怒り心頭のようだね。怖い怖い」

   サラサラサラサラサラサラ……

最強 「………」

   サラサラサラサラサラサラ……

コウジョウ「………そして、そんな君を…サンタにするのもいいかも知れないな……」
最強 「………」

       サラサラサラサラサラサラサラサラサラサラサラサラ

     サラサラサラサラサラサラサラサラサラサラサラサラ……

   ………………

最強 「消えた…逃したか…」


 ホッホー ヒーホー