五代目 六日目

304 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:22:00.99 ID:+rcoKxogo

 

 

《第六日目》

 

 

 

直後コンマ、貴女の体調

305 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/02/05(日) 14:22:04.95 ID:6VAFHn42o

2

306 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/05(日) 14:22:28.51 ID:NG9reMwAO

普通だ

307 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) [sage saga]:2012/02/05(日) 14:22:43.27 ID:I0jgkS5O0

すごく普通だ

308 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/05(日) 14:22:55.82 ID:k1qZN32Fo

さすがの普通

317 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:26:18.58 ID:+rcoKxogo

>>305の判定:5、普通

 

 

 

朝、貴女は目を覚ます。

 

昨日、あれだけびしょ濡れになったのだから風邪のひとつでも引いているかと思ったが存外、丈夫なようである。

 

そこまで考え、貴女は昨日を思いだす。

 

冷静に考えれば、私はどうにも恥ずかしいことをしてしまったのではないか?

 

 

 

 

直後コンマ、1~9

1に近いほど貴女の心境は…

318 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:26:25.40 ID:vx32GgfIo

319 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:26:40.00 ID:yltIHvd5o

ここで0wwwwww

322 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:26:51.74 ID:+rcoKxogo

そこでクリティカル出すなよー!!!

323 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/05(日) 14:27:07.31 ID:2QKOT54Po

こういうのだけは普通じゃないなwww

330 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:29:15.16 ID:BITwIHURo

だがちょっと待ってほしい

即落ちしてしまえばチョロインさんの汚名は免れぬ

ヒロインにも品格が求められるのだ……

331 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/05(日) 14:29:17.38 ID:DVPbn4Jzo

普通ちゃんまじヒロイン

332 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/05(日) 14:29:54.07 ID:2QKOT54Po

>>330

ここまでいろいろあったなら、もうチョロインとは言えないんじゃね?

333 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/05(日) 14:30:15.62 ID:aE77DE6Eo

ちょっと前まで色々あったからちょろくはないww

334 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) [sage saga]:2012/02/05(日) 14:30:51.74 ID:I0jgkS5O0

>>330

拒絶→雨の中で再会→戦闘で完勝までやったらさすがにチョロインではないと思う

339 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:34:47.98 ID:+rcoKxogo

>>318の判定:クリティカル

 

 

貴女は思わず、アーチャー、と呟く。

 

出会って、まだ一週間も経ってない。

 

なのに、何故か心引かれる。

 

一目ぼれ、なんてのは無いだろう。

 

冷静に考えれば雨の中をあんな格好で座り込んでいる男の人を家に誘う時点でどうかしていたのだ。

 

貴女はそこまで思い出し、昨日のアーチャーを思い浮かべる。

 

 

――――ああ、思い出した。

 

 

貴女は、アーチャーを放っておけなかった理由に気づく。

 

あの雨の日の彼は、前と同じような目をしていたのだ。

 

寂しそうな、孤独な目。

 

誰かに似ていると思えば、父を喪った母の目と同じだった。

 

その母も、父に導かれるように体調を崩して死んでしまった。

 

最後まで母は、父の名を呼んでいた。

 

 

―――なるほど、そうか。

 

 

貴女は一人、納得する。

 

私が彼を放っておけなかったのは、そんな目をしていたからか。

 

信じた何かに裏切られ、絶望に沈んで死んだ、そんな瞳。

 

その変化と終わりを見た貴女に、それに気づかない道理はない。

 

 

 

 

直後、コンマ判定

340 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:34:51.00 ID:2JQvute90

流石はエミヤ

たらしは相変わらずだわ

345 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/05(日) 14:35:32.17 ID:h0gwj5k90

>>340

流石はエミヤ

コンマもパネェわ

346 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) [sage saga]:2012/02/05(日) 14:35:46.77 ID:I0jgkS5O0

これはもうどうしようもないな

 

虎が可哀想になったぜ

347 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:36:10.33 ID:vx32GgfIo

もうやめて! >>1のライフは0よ!

348 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:36:51.16 ID:8mo9WuLro

コンマ神が微笑んでおられる……!

349 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(長屋) [sage]:2012/02/05(日) 14:37:30.09 ID:T6PZcBg9o

ヒロイン力は普通なんてレベルじゃないなw

357 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:43:49.86 ID:+rcoKxogo

>>340の判定:クリティカル                             こんなの絶対おかしいよ!!

 

 

 

貴女は少し、鼓動が早くなる胸に手を置く。

 

じゃあ、そんな寂しそうな彼をこう感じるようになったのは何故だ?

 

貴女はそれを見つけるように、膝を抱える。

 

思い出せ、思い出せ。

 

そう貴女はただ呟く。

 

それが通じたかは、分からない。

 

ただ、そう考えて浮かび上がったのは、楽しそうに料理をするアーチャーの姿だった。

 

料理をするアーチャー、洗濯物を干すアーチャー、一緒に戦ったアーチャー、貴女が拒絶したアーチャー。

 

記憶のどれもが、彼だった。

 

その隣には、貴女が居る。

 

笑ってたり、怒ってたり、泣いていたり、色々な表情を浮かべている。

 

その光景が、貴女には「そうであってほしい日常」となっていた。

 

 

――――参ったな。

 

 

貴女は思わず、困ったように笑う。

 

気づいたら、もうこうなっていたのだろう。

 

 

 

私は、彼のことが……

 

 

 

 

 

1:出かける(自由安価、数字なくとも採用)

2:ニュースを見る

3:アーチャーと話す

362 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 14:44:31.18 ID:yltIHvd5o

1 学校

380 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:51:56.54 ID:+rcoKxogo

>>362の判定:1

 

 

 

貴女はそれを隠すように、アーチャーに早く挨拶して家を出る。

 

アーチャーは目を丸くしていたが、今はそれどころじゃない。

 

貴女はそのまま、普段よりも早い時間帯に学校へつく。

 

そしてそのまま、なるべく平静な表情を維持しつつ授業を消化。

 

ようやく、昼になった。

 

流石に、この時間になれば貴女も落ち着いてきた。

 

 

 

 

直後、接触判定

・タイガー&キャット+1

381 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/02/05(日) 14:52:06.37 ID:NG9reMwAO

386 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 14:58:07.16 ID:+rcoKxogo

>>381の判定:8

 

 

 

お弁当を出した貴女の両肩にかかる手。

 

それに思わずびくりと反応し、振り返る。

 

そこには、オモシロソウニワラウニヒキノネコ科。

 

タイガーとネコ。

 

その二人が実に面白そうに、貴女を見ていた。

 

その雰囲気を口に出すなら、マジ愉悦。

 

貴女はそれに思わず引きながらも、どうしたのか尋ねる。

 

そうすると、大河は指を左右に振り、「チッチッチッ」と妙に芝居がかった指振りをする。

 

………また変な漫画でも読んだのだろうか。

 

 

ネコ「いんやー、妙にソワソワしとったからなぁ……もしかして、お弁当の“コレ”なん?」

 

 

 

 

直後、貴女判定

1に近ければ近いほど隠蔽失敗

387 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮崎県) [sage]:2012/02/05(日) 14:58:17.95 ID:6VAFHn42o

 

394 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:04:21.74 ID:+rcoKxogo

>>387の判定:5

 

 

小指を立てるネコに、貴女はそんなんじゃないと苦笑する。

 

なるべく、普段どおりだったはずだ。

 

タイガーは「えーそんなのつまんなーい」とか言ってるが、ネコは何か気づいたようだ。

 

隠し方はどうにも、下手みたいである。

 

貴女はそんな級友たちに苦笑しながら、お弁当を開く。

 

うん、今日も美味しそうだ。

 

 

 

 

夕方、貴女は…

1:帰る

2:どこかへ移動

3:自由安価

 

↓5

399 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2012/02/05(日) 15:05:20.20 ID:mtjYnQCN0

アーチャーとデート

406 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チリ) [sage saga]:2012/02/05(日) 15:09:41.56 ID:I0jgkS5O0

やりおるわ

407 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/05(日) 15:09:54.35 ID:h0gwj5k90

戦争しろwww

408 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:10:14.34 ID:+rcoKxogo

>>399の判定

 

 

放課後の帰り道。

 

貴女はこの気持ちに区切りをつけることを考えていた。

 

聖杯戦争は、もう終わってしまうだろう。

 

だとすれば、アーチャーはどうなるんだろう。

 

そう思ったが、今までの戦いを見て理解できた。

 

負けたら、消えるのだ。

 

そして勝った後は、簡単だ。

 

終わったゲームを片付けるように、それと同じ。

 

そんなに長い時間は、もうアーチャーと共にない。

 

 

―――だから、明日。遊びに行こう。

 

 

学校はサボってしまうけど、それくらいは平気なはずだ。

 

アーチャーが誘われて、了承するかは分からないけど。

 

駄目だったら、駄目で元々だ。

 

貴女は駆け足で、家へと帰る。

 

 

 

直後、アーチャー判定

409 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/05(日) 15:10:26.40 ID:lAcOmMwXo

そぉい

415 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 15:11:14.30 ID:N36vNnupo

>>409

マジイケメン

416 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 15:11:19.60 ID:BITwIHURo

どういうことだオイ

紅茶デレデレじゃねーか

429 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:18:07.03 ID:+rcoKxogo

>>409の判定:クリティカル        F○ck!!-5にしてやろうかと思ったけど結局それでも成功するじゃねーか!!

 

 

 

 

貴女は家に帰ると、アーチャーの傍に行く。

 

アーチャーはちょうど、ジャガイモの皮を剥いているところだ。

 

貴女はそんな背中に、声をかけた。

 

 

―――アーチャー、明日出かけよう?

 

アーチャー「探索か?了解したが、学校はいいのか?」

 

―――違うよ、一緒にお出かけ。

 

 

直後、アーチャーが固まる。

 

そして急に、過去を思い出すように目を瞑った。

 

何か、過去を思い出しているのだろうか。

 

そういえば、私はアーチャーを“アーチャー”でしか、知らない。

 

もし、明日遊べるのなら、聞いてみたいと思った。

 

アーチャーの、名前。

 

 

アーチャー「それは、どうしてもか?」

 

―――うん、どうしても。

 

 

貴女が笑って、頷く。

 

アーチャーは本当に困ったように溜め息をつき、口を開いた。

 

 

アーチャー「本当に、振り回されるのがわが身か……」

 

 

 

 

夜、貴女は

自由安価↓5

430 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/05(日) 15:18:55.07 ID:lAcOmMwXo

アーチャーといろんな話をする

434 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/05(日) 15:19:48.65 ID:aE77DE6Eo

>>430

440 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:22:56.14 ID:+rcoKxogo

>>434の判定

 

 

アーチャーと話す内容は、どうしようか。

自由安価

↓5

441 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/05(日) 15:23:00.94 ID:DVPbn4Jzo

まるで少女漫画じゃねーか……

445 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(新潟県) [sage]:2012/02/05(日) 15:23:42.79 ID:mtjYnQCN0

自分の身の内話

448 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:30:50.19 ID:+rcoKxogo

>>445の判定

 

 

 

アーチャー「ああ、明日の件だが……私は、服なぞ無いが」

 

 

夕食を終え、アーチャーが淹れてくれた紅茶を揃って嗜みながら時間を潰しているとアーチャーは口を開く。

 

貴女はそれに、問題ないよ、と口を開いた。

 

貴女の父の服がまだ残っている。

 

定期的に整理していたから、状態も良好だ。

 

そう貴女が言うと、アーチャーは口を開いた。

 

 

アーチャー「だが、それは君の……」

 

 

口を噤むアーチャー。

 

貴女はそれに気にしないでと笑う。

 

そこで、貴女じゃぽつりと昔話を始めた。

 

幸せだった過去と、父の事故死。

 

それによる母の崩壊。

 

それは、過去だ。

 

振り向いてばかりじゃ、いられない。

 

 

アーチャー「……聖杯なら、過去をやり直せる。そうだとしたら、君はどうするんだ」

 

 

 

 

直後、貴女の判定

449 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/05(日) 15:30:56.68 ID:vx32GgfIo

a

455 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/05(日) 15:34:08.38 ID:h0gwj5k90

動じていない…!

456 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(北海道) [sage]:2012/02/05(日) 15:34:10.90 ID:38IFVoZAO

自らを以って最強の乙女を証明しておられる

457 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) [sage]:2012/02/05(日) 15:35:17.15 ID:NG9reMwAO

普通ちゃん(最強)

458 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:35:51.69 ID:+rcoKxogo

>>449の判定:8

 

 

―――それは、もう変わらない過去。

 

 

そう、貴女は断言した。

 

貴女も、確かに両親には生きててほしい。

 

でも、それは駄目だ。

 

そんな我侭を通すのは、駄目なんだ。

 

人は、何時かは死んでしまう。

 

それは貴女も同じだ。

 

なら、その日までしっかり生きなきゃいけない。

 

後悔したら、死ぬのが怖くなってしまう。

 

だから、貴女は後悔しない。

 

それも人生なんだから。

 

貴女がそうアーチャーに言う。

 

アーチャーは、困ったように笑った。

 

 

アーチャー「――――俺は、後悔してばかりだったよ」

 

 

 

 

直後、アーチャー判定

459 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(関東・甲信越) :2012/02/05(日) 15:36:02.03 ID:NG9reMwAO

最強の

470 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:40:23.98 ID:+rcoKxogo

>>459の判定:3

 

 

 

アーチャー「もう、寝るといい」

 

 

そう、アーチャーは言った。

 

それには、一種の拒絶もある。

 

それを理解した貴女は、頷く。

 

最後に、お休み、とだけ声をかけた。

 

アーチャーはそれに、「ああ、お休み」と返す。

 

明日、話せればいいな……。

 

そんなことを思いながら、貴女は眠る。

 

 

 

 

 

そこで見た夢は、剣の墓場だった。

 

 

 

 

 

《第六日目終了》

471 : ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/05(日) 15:41:01.92 ID:+rcoKxogo

君たちはどうしてそう全力なんだ。

472 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/05(日) 15:41:34.32 ID:DVPbn4Jzo

ここに普通ちゃんがいるからだ!

473 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(宮城県) [sage]:2012/02/05(日) 15:42:01.72 ID:aE77DE6Eo

普通ちゃんの幸せを祈って、何が悪い!!!!

474 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(チベット自治区) [sage]:2012/02/05(日) 15:42:05.36 ID:lAcOmMwXo

だって勝手にコンマが・・・・・・

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最終更新:2014年02月15日 11:01
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