九代目 エピローグ

 568 :1 ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/19(日) 15:13:48.26 ID:B+q930vco

 
 
《~2ヶ月後~》 
 
 
衛宮邸。 
 
そこの食卓は戦場だ。 
 
新たに増設された大きなテーブルに座った全員が揃うと、まさにそうなる。 
 
 
セイバー「貴様、ランサー!?それは余が育てておいた肉だぞ!?」 
 
ランサー「はっ!この身は最速の英霊、目を離した方が悪いんだよ!」 
 
ライダー「それ、犬の肉だよ」 
 
ランサー「ブーッ!?」 
 
アサシン「おうおう、汚いぞランサー」 
 
ライダー「あはははははっ!」 
 
 
セイバー、ライダー、ランサー、そしてランサーの友人のアサシン。 
 
それが今の衛宮邸に入り浸るサーヴァントたち。 
 
本当はそこにバーサーカーも居るんだけど、彼はサー・ブラックモアと共にイギリスへと戻った。 
 
以前送られた写真では農作業をしていたのが記憶に新しい。 
 
 
 
 
571 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/19(日) 15:14:39.27 ID:+6R+e9Rp0
鍬を宝具化して畑を耕す全身鎧の男
 
576 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage]:2012/02/19(日) 15:15:05.96 ID:sqX+KFGIO
農民は徒手にて死なずwww
 
582 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(千葉県) [sage]:2012/02/19(日) 15:15:52.82 ID:r+6VG6Wfo
バーサーカー「far…mer……」
 
583 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします [sage saga]:2012/02/19(日) 15:15:53.25 ID:B4jioXEO0
戦車のごとく動くトラクター
 
585 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(神奈川県) [sage]:2012/02/19(日) 15:16:18.36 ID:Ws+fDUJqo
田園の騎士……何スロットだったんだ
 
592 :VIPにかわりましてNIPPERがお送りします(中部地方) [sage]:2012/02/19(日) 15:21:16.40 ID:JJhOn3ll0
最強証明流サーヴァントキャラ付け 
・不幸なアストルフォちゃん 
・コンマに出しゃばるガウェイン 
・オカンなカルナ 
・あらゆる意味で自重しないシェイクスピア 
・農民の騎士ランスロット←New!
 
 
595 :1 ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/19(日) 15:23:01.08 ID:B+q930vco
 
 
士郎「どんどん肉は用意してるからな、しっかり食べてくれよー」 
 
凛「士郎、あんたも食べなさいって……ほら、これ」 
 
桜「せ、先輩!これもどうぞ!」 
 
イリヤ「はい、お兄ちゃん!」 
 
カレン「衛宮士郎、雑な切り方でしたよこの肉……責任を持って貴方が食べなさい」 
 
バゼット「おかわりを、士郎君」 
 
 
他には、新しい言峰教会の管理役にカレン。 
 
そして魔術協会からば現場にいたバゼットがこの場に残っている。 
 
それは変な毎日だ。 
 
トラブルだらけ。 
 
どうしてこうなったんだろう。 
 
そう士郎が微笑んだ。 
 
ゆっくりと、空を見上げる。 
 
それは、同じようにこの星空の下に居るであろうあの二人を思っての行動だった。 
 
 
 
 
 
士郎「元気かな、あの二人……」 
 
 
 
 
611 :1 ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/19(日) 15:30:36.76 ID:B+q930vco
 
《某地方》 
 
 
 
荷馬車が揺れる。 
 
その荷台に詰まれた藁のベッド。 
 
そこに寝転がる貴女とアーチャーは空を見上げていた。 
 
太陽がぽかぽかと気持ち良い。 
 
懐かしい感覚だ。 
 
 
アーチャー「ここらへんじゃねーかと思うんだけどねぇ、お前さんの故郷」 
 
 
ボロボロになった地図を見ながらアーチャーが呟く。 
 
二人は、貴女の故郷探しの旅に出ていた。 
 
それは貴女の記憶頼りの長い旅。 
 
きっと、すごく時間がかかるだろう。 
 
貴女は少し眠たげに欠伸を一つ。 
 
それにアーチャーが小さく微笑んだ。 
 
彼のコートが、貴女に掛けられる。 
 
そして静かに、呟いた。 
 
 
 
 
アーチャー「少し寝てな、お姫様。居なくなったりしねーって」 
 
 
 
 
 
 
《狼姫と緑の騎士 END》
 
 
 
 
639 :1 ◆otXcqJ9cB. [saga]:2012/02/19(日) 15:37:23.13 ID:B+q930vco
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..7   .′   /     !       / /  :! ` '′V三ミ∧ゞ='‐'´ ヘ 
..|     |         |        / /   l.      V三ミ∧∨    ', 
. l    ',        l.    //  /:!\.   /`''=三∧V   ', 
【九代目貴女(AA代役:犬若なずな)】『先祖に魔を持つ混血であり、大切な人たちと平和に暮らすことを望んだ少女』 
古に魔と交わった。 
それだけで貴女はどこか人と違っていた。 
気づけば孤独、だけどそんな貴女に手を差し出す一人の騎士。 
彼と一緒に、どこまでもふらふらと旅する毎日。 
そんな、ちょっと野生で純粋な少女。 
“毒気を抜かれる”とは良く言ったものだ。
 
 
 
 
 
 

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最終更新:2012年02月29日 21:41
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