あまのじゃっく 新ジャンル「魔王日記」01_vol3


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新ジャンル「魔王日記」絵倉庫


新ジャンル「魔王日記」
459 長ネギ 2006/12/13(水) 00:12:33.34 ID:wPiiANpM0
魔王と一緒におやつ食べたいwww

460 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 00:14:11.32 ID:L+dgg3mE0
○の月○の日
『さすがに疲れた。
 何処を見渡しても延々と続く深い森に、数多の魔物。
 何より一人というのが、やはり精神的にこたえているようだ。
 自分が望んだ事で弱気になるとは。
 明日からまた頑張らねば。』

464 お年玉(げんこつ) 2006/12/13(水) 00:29:13.67 ID:civDAQxHO
>>1のせいで寝れない


wktkが止まらない

467 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 00:35:49.54 ID:L+dgg3mE0
○の月▽の日
『今日退けた魔物がとても強力な回復薬を落とした。
 魔物の実力に似合わぬ収穫に驚いたが、この森では何があっても
 不思議ではないかもしれない。
 ありがたく頂く事にした。
 さぁ、魔王の住処まで一気に頑張るぞ。』

471 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 00:52:10.72 ID:L+dgg3mE0
○の月◇の日
『おかしい。
 あまりにも順調過ぎる。
 この森の異常に慣れて忘れていたが、相手は魔王。
 もしやこれこそが魔王の罠なのかもしれない。
 ここは慎重に行くべきかもしれない。』

474 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 01:04:34.05 ID:L+dgg3mE0
×の月□の日
『ついに魔王の住処に辿り着いた。
 だが私を出迎えたのは溢れんばかりの魔力に包まれた魔王ではなく、
 エプロン姿の変な魔物だった。
 思い出すだけでも、未だにあれが魔王だったとは信じられない。
 あたしが戦えと言っても、困った表情を浮かべるばかり。
 もしや本当の魔王は別に居て、あれは影武者だったのだろうか。
 いや、見た目はおかしかったが感じる気配は間違いなく
 魔王の名に相応しいモノだった。
 あたしはどうすれば良かったのだろう。
 結局何もせずに放っておいてしまったが・・・。
 とりあえず一度教会へ戻ろう。
 何かの間違いだったのかもしれない。』

475 猪(青詐欺) 2006/12/13(水) 01:06:27.04 ID:mwN+PCBq0
エプロン姿wwwwwwwww

476 猪(2ch中) 2006/12/13(水) 01:08:01.96 ID:3gy0Ahf3O
そりゃ勇者も戸惑うわw

477 猪(子持ち) 2006/12/13(水) 01:08:23.63 ID:WCjzVnnQO
そんな風にみられてたのかwwwwwww

479 焼き豆腐 2006/12/13(水) 01:16:49.78 ID:wPiiANpM0
魔王モエスwwwwwwwwww

480 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 01:20:39.32 ID:L+dgg3mE0
×の月◇の日
『迂闊だった。
 まさか教会が監視役を付けていたとは。
 後日、あたしは魔に魅入られたとかで異端審問に掛けられるようだ。
 どうなるかはわからない。
 所詮、勇者と呼ばれても実態は教会の犬に過ぎないのだ。
 用がなくなればこんなものなのかもしれない。
 ただ何故か時折、魔王の事が脳裏に浮かぶのだから魅入られたというのも
 間違いではないのかもしれない。』

485 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 01:39:42.04 ID:L+dgg3mE0
▽の月×の日
『囚われ朽ち果てるだけと半ば生を諦めていた。
 そんな時にあの魔王がやってくるとは。
 これは運命なのか?
 あたしに魔王を滅ぼせという天啓なのだろうか。
 いや、きっとそうに違いない。
 ならばあたしは従おう。
 教会の命令など知った事ではない。
 あたしが従うのは勇者としても使命。
 必ずやこの手で魔王を打ち滅ぼす!』

487 猪(2ch中) 2006/12/13(水) 01:51:05.99 ID:3gy0Ahf3O
魔王と争うのはやめてよ…(つД`)

489 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 02:05:23.84 ID:L+dgg3mE0
▽の月○の日
『もう二度と戸惑わない。
 例え相手が何であろうと、必ず倒す。
 それがあたしの勇者としての使命。』

もう少し進めたかったのですが、そろそろ寝ないと明日に障るので
本日はここまでとさせて頂きます。
支援して下さった皆様に多大な感謝を。

492 猪(子持ち) 2006/12/13(水) 02:08:36.99 ID:MMc6uHXbO
乙ぐれーとだぜ

498 書初め(今年書くぞー) 2006/12/13(水) 02:31:46.12 ID:S4ZSIV+/0
乙すげー楽しみだ!悲しい話になりそうな気配・・・

519 猪(禁酒中) 2006/12/13(水) 04:35:39.45 ID:Axm9FRmxO
女勇者…http://imepita.jp/20061213/152700
一応漫画仕立てにしてみてるんだが…完成することはないだろう…or2

521 猪(筋肉質) 2006/12/13(水) 04:42:26.32 ID:ITyQ9tQvO
>>519
なんかこわいwwwww

522 猪(禁酒中) 2006/12/13(水) 04:50:24.91 ID:Axm9FRmxO
>>521サーセンwwwww
動けない勇者を置いてその場を後にしようとする魔王を見て、なぜとどめを挿さないッ!
って言ってるとこだお(^^ω)
鬼気迫る感じをあらわしたかったが俺の画力では…

572 おせち(15,000円) 2006/12/13(水) 12:26:56.75 ID:k8UL6kKWO
勇者の勝手なイメージで絵を描こうと思うんだが、

巨乳だろうか、ひんぬーだろうか?

573 猪(ギャンブラー) 2006/12/13(水) 12:28:11.43 ID:ITyQ9tQvO
>>572
俺のイメージはひんぬーだ

589 猪(双子の兄) 2006/12/13(水) 14:11:00.08 ID:veYn8YBF0
ttp://nanasisan.com/0nanasi/upload.cgi?mode=dl&file=7048
passは12345

いつ見ても自分の絵を見ると鬱になる・・・orz

591 おせち(30,000ウォン) 2006/12/13(水) 14:18:08.14 ID:k8UL6kKWO
勇者描いてキタヨー
ttp://www.imgup.org/iup300088.jpg

593 書初め(大願成就) 2006/12/13(水) 14:42:27.48 ID:IIyyl/oE0
空気とかいろんなものを読まずにまとめサイト作ってみた
ttp://www23.atwiki.jp/training/pages/1.html

初めてのWikiなんで、あとは任せた

597 さて、魔物Aを懲りずに投下するわけだが 2006/12/13(水) 15:48:11.68 ID:rjw5R63O0
所詮は>>1帰還までの保守投下(賑やかし役)だと思ってくれwww
専ブラで見るときは俺をNGIDにでも登録してくれればおkだぜ!
それに、>>1ではないからどういう風に>>1の勇者が行動してるのかわからないんだぜ!
まぁ、俺の足らない頭では魔物と魔王だけの妄想しかできないし……
おやつ盗んだの変えたのは何より魔王がコソコソおやつ盗むのはカッコワルイって思ったからつい……orz

まぁ、今から保守だけで>>1が帰ってくるのを待つのは寂しいので続きでも書いて保守するよ。
実際、俺を叩くのは構わんができればこのスレ内で>>1の作品の完結を読みたいので
俺への感想は最後までいらんからROMって>>1を待とうぜ!


599 ニンジン 2006/12/13(水) 15:54:56.60 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

△の月○の日
「今日は魔王城を休み中の魔王様の為にも部下の教育に勤しむ
 ダレている魔物達を一括すると魔王様の教育係だった頃を思い出す。
 あぁ、魔王様は元気にしておられるだろうか……」

保守って30分に一回ぐらいでいいのか?


603 白菜 2006/12/13(水) 16:15:30.14 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

△の月×の日
「魔王城の魔物達もキビキビと働くようになり少し誇らしく思う
 魔王様が帰ってきたら褒めてもらえるかな?
 そんな中で勇者の緊急接近の情報が入ってきた。
 やはり、魔王様らしく高速で移動できるドラゴンでお迎えに上がろう
 今は1秒でもおしい、早く魔王様に知らせねば!」


605 白菜 2006/12/13(水) 16:35:37.27 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

△の月□の日
「新しい住処に着くと見慣れない人間の雌がいた。
 何故だか胸が痛い……
 くっ、私も魔王様の側にいたかったのに……
 私はただのザコモンスター…
 私が叶わぬ思いとは知っているgだえsdfふじこkj
 (この日の日記はこれ以上は文字が濡れてて読めないので………省略されました。)」

606 猪(緑) 2006/12/13(水) 16:38:56.35 ID:wvlOxal90
クロノトリガーの魔王が思い浮かんだのは俺だけではないはずだ

608 猪(入浴中) 2006/12/13(水) 16:47:36.57 ID:Axm9FRmxO
>>606
俺はお前か

609 白菜 2006/12/13(水) 16:51:15.95 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

△の月▽の日
「今日は勇者との対決だというのに気分が晴れない。
 勇者は弱っているが奴は鬼のように強い。
 勇者に軽くのされた私は空を見上げていた。
 どうして頭から湖畔の雌の事が離れないんだ……
 どうしたら、報われるのだ……」

610 長ネギ 2006/12/13(水) 17:04:51.31 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

△の月△の日
「魔王様がお怪我をしてしまった。
 私がちゃんと勇者を食い止めていなかったからなのか?
 それとも、湖畔の雌と過ごした数日で…


 湖畔の雌は魔王様に信頼されているのに


 そんな、ことを考える私は最低だ」

611 長ネギ 2006/12/13(水) 17:24:49.55 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

◇の月○の日
「今日は魔王様の看病に努めた。
 魔王様は苦しみながらも時折、微笑んでくれる。
 それだけでも一緒にいられる時間が幸せだ。
 明日までに湖畔の家に向おう怪我を治すにはいい場所だし
 なにより、湖畔の雌の方が醜い私よりも癒されるであろう」

617 長ネギ 2006/12/13(水) 17:46:49.50 ID:rjw5R63O0
>>612
主線の>>1が他の話に合わせる必要性はないだろう、常識的に考えて

>>615-616
俺が20分間隔でとうかしてるから保守しなくても
まだストーリーあるからたぶん大丈夫だよ。

【魔物Aの日記】

◇の月□の日
「今日は魔王軍の撤退を指揮をした。
 魔王様は湖畔に辿りつけたのだろうか……
 湖畔の雌は私の魔王様に……
 だめだ、今は魔王様の命令に殉じなければ。
 それが、今の私にできる魔王様との唯一の絆なのだから
 しかし、胸がもやもやする。」

625 焼き豆腐 2006/12/13(水) 18:01:51.24 ID:rjw5R63O0
>>620-624 馴れ合い乙!

【魔物Aの日記】

◇の月△の日
「今日は魔王様がいない寂しさを紛わす為に
 魔法の本を漁ってって夜を迎えた。
 
 
 ダメだ!


 昨日はあんなに考え無いようにしていたのに
 湖畔の雌が頭をちらついて離れない……
 くやしい、人間に生まれていればよかった」

626 おせち(12,000円) 2006/12/13(水) 18:07:10.76 ID:ycYCSw36O
ω月∀日
“今日、西の魔王の使者が来た
どうやら人間共が、勇者をけしかけてきたらしい
しばらくは西の大陸には来るなという話だ
西の魔王は我々の中でも一際人間共に甘いから不安だ
まぁ、大丈夫だろうとは思うが…
私もこの大陸の人間共の動向には気をつけるとしよう”

こういうことですか、わかりません><

628 焼き豆腐 2006/12/13(水) 18:18:51.66 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

◇の月×の日
「魔王様…

 魔王様……

 会いたい。」

630 ウリ坊 2006/12/13(水) 18:31:46.85 ID:veYn8YBF0
http://nanasisan.com/0nanasi/src/up7055.jpg.html

魔物A

631 22時ぐらいまで保守投下(20分間隔) 2006/12/13(水) 18:44:55.95 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

○の月○の日
「勇者の情報が入った。
 なにやら、魔王様の湖畔に近づいたと聞いたので直ぐに向う。
 こんな、危険な事態なのに…
 魔王様に会えることで顔が綻んでしまっている私がいる。
 気を引きしめねば……えへへ」


632 VIP皇帝 2006/12/13(水) 18:45:11.76 ID:L+dgg3mE0
闇の季節○の日
「我が魔王城に勇者共が近付いてると報告があった。
 ふざけた事に奴等は魔王討伐の装備を持っていないという。
 実に愚かな連中だ。
 そんな愚か者達は我が手で伝説の武具の場所まで案内してくれる。
 全く、手の掛かる勇者共で困ったモノだ。」

633 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 18:47:25.07 ID:L+dgg3mE0
▽の月□の日
『嫌なモノを見た。
 人間達が無抵抗の魔物を襲っている姿。
 人間と魔物は相容れぬ存在。
 お互いを見れば戦うがさだめ。
 なのに何故、あの光景を見て嫌なモノだと感じる。
 わからない。』

634 書初め(遠山金さん) 2006/12/13(水) 18:49:43.23 ID:IIyyl/oE0
>>1
おかえり

635 焼き豆腐 2006/12/13(水) 18:49:59.97 ID:rjw5R63O0
【魔物Aの日記】

○の月▽の日
「湖畔についたそうそう叫び声が聞こえた。
 「引かぬ!媚びぬ!省みぬ!」
 久々にあった魔王様は逞しくなられてカッコイイ。
 勇者の情報はガゼだったのかも知れない。
 それにしても綺麗な湖畔だ。

 魔王様と二人きり……

 ちっ、目障りな雌さえいなければ」

>>1が帰ってきたので>>1が終わるまで投下終了!

636 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 19:02:28.62 ID:L+dgg3mE0
▽の月△の日
『昨日のモヤモヤが晴れない。
 吹っ切るように何度剣を振るっても心が晴れない。
 もうすぐ以前立ち寄った村に着く。
 そこで頭でも冷やす事にしよう。』

645 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 19:54:50.85 ID:L+dgg3mE0
▽の月◇の日
『人間と魔物が共存する。
 そんな事在り得るはずがない。
 たまたま立ち寄った村の外れの一軒家。
 そこに魔物の姿を確認したあたしは、村に害をなす前に
 倒そうとするが一人の男が立ちはだかった。
 男は魔物を庇い、自分の妻だと言い出した。
 きっとこの男は魔物に魅了されているのだと思ったのに
 魔物は自分の命を差し出すから男を見逃してくれと懇願し出した。
 訳がわからない。
 結局魔王の時と同じ過ちを繰り返してしまった。
 勇者は魔を滅ぼす者。
 だけど、あたしは・・・。』

647 猪(カビ) 2006/12/13(水) 19:59:44.98 ID:95XJWLc90
>>645
勇者も切ないな。

648 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:08:34.52 ID:L+dgg3mE0
△の月×の日
『気分が悪い。
 あたしは勇者だ。
 だから魔を滅ぼす。
 そう決めたはずなのに。
 そう自分に誓ったはずなのに。
 一体あたしはどうしたというのだろう。』


649 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:09:45.86 ID:L+dgg3mE0
△の月□の日
『握る剣が重い。
 気が付けば魔王の住処まで後僅かだ。
 魔王を滅ぼせばこのモヤモヤも消えるのだろうか。』


650 寿老人(じゅろうじん) 2006/12/13(水) 20:11:35.08 ID:j7h4TO1K0
悲しいなオイ・・・

651 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:11:38.39 ID:L+dgg3mE0
△の月▽の日
『魔王と対峙した。
 今度こそ滅ぼす。
 そのはずなのに、あたしの剣は魔王の体を掠りもしない。
 ならばいっそあたしが滅ぼされるのも悪くない。
 そう思ったのに、魔王は何を考えているのか自ら斬撃の前に
 その身を投げ出した。
 剣を通して伝わるずしりと重い手ごたえ。
 今でも肉を斬る感触が忘れられない。
 なのに魔王は間の抜けた顔であたしを見つめるだけ。
 痛いだろう?苦しいだろう?憎いだろう?
 そう問い掛けたいのに、言葉は何も出てこない。
 結局、またも魔王を滅ぼす事は出来なかった。』

652 おせち(1㌧) 2006/12/13(水) 20:12:57.50 ID:W5hNmeEKO
(´;ω;`)ブワッ

653 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:14:17.85 ID:L+dgg3mE0
△の月◇の日
『胸のざわめきが治まらない。
 今なら魔王を楽に討てる。
 わかっているのに足が動かない。
 動けと何度も念じるが、まるで自分の体が大地に縫い付けられたように
 ビクともしない。』

654 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:16:07.46 ID:L+dgg3mE0
△の月△の日
『あたしは何をしようとしているのだろう。
 足は自然と魔王を追っている。
 昨日はあれ程動かなかったというのに。
 もし、魔王を見つけたらあたしはどうするのだろう?
 今度こそ滅ぼすのか。
 それとも・・・。』

656 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:18:15.69 ID:L+dgg3mE0
◇の月○の日
『やってしまった。
 魔王の撤退速度はあたしの傷のせいで思うように進まなかったようで
 一日遅れでも十分に捕まえる事ができた。
 今度こそ戸惑うな。
 必ず滅ぼす。
 そう思い剣に手を掛けようとした瞬間、魔王の体がぐらりと傾いた。
 あたしは何の躊躇もなく飛び出していた。
 そこから先の事は思い出したくない。
 ただ、周りの魔物が襲ってこなかった事を考えると
 あたしがした事は間違いではなかったのかもしれない。』

658 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:22:15.38 ID:L+dgg3mE0
◇の月□の日
『魔王達が無事に撤退できたのを見届けた。
 あたしも酷く疲れた。
 今は何処でゆっくりと休みたい。』


659 初夢(熱湯風呂) 2006/12/13(水) 20:22:33.30 ID:pQfWQVv50
勇者・・・・

660 お年玉(落としちゃった!!) 2006/12/13(水) 20:23:25.03 ID:H4fTdcbz0
なんか…泣きそうだ…

661 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:24:13.85 ID:L+dgg3mE0
◇の月△の日
『体を休ませる事の出来る場所を探していたら、目を見張るような湖畔を見つけた。
 こんなにも深い森の中に、あれ程見事な場所があるなんて。
 せっかくなのでこの付近で休息を取る事にしよう。』


663 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:26:23.45 ID:L+dgg3mE0
◇の月×の日
『自分の心がわからない。
 湖畔を眺めていると、何者かの気配を感じるので振り返ると
 そこには魔王の姿があった。
 だけど戦いたいとは思わなかった。
 心が麻痺してしまったのかと思ったが、違う。
 確かにあの時、あたしは魔王に慈しみを感じていたのだ。
 滅ぼすべき相手に決して持ってはいけない感情を。』

664 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:28:59.67 ID:L+dgg3mE0
○の月○の日
『胸が痛む。
 剣を振っても、美しい湖畔を眺めても。
 胸の奥で疼く痛みは酷くなるばかり。
 どうすればこの痛みは治まる?
 全ての景色が色あせて見える。
 今日はもう眠ろう。』

667 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:31:35.64 ID:L+dgg3mE0
○の月×の日
『帰ろう。
 きっとあたしは戦う事に嫌気が差したのだ。
 だから魔王を討つ事ができないんだ。
 こんな気持ちで戦えば簡単に死ぬのは目に見えている。
 死ぬ。
 肉体が滅ぶ。
 この世から自分という存在が消える。
 そうだ、あたしは死ぬのが怖いんだ。
 だから帰ろう。
 戦いのない場所へ・・・。』

671 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:34:06.54 ID:L+dgg3mE0
×の月□の日
『どれだけ歩いたのか。
 気が付いたら、何処かの大きな街に辿り着いていた。
 もう戦う必要はない。
 使命も何も関係ない。
 あたしはここで、ただの女として暮らすのだから。』


672 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:36:18.35 ID:L+dgg3mE0
×の月▽の日
『ずっと戦いに明け暮れていた日々が遠い昔のように感じる。
 幸い路銀は十二分に稼いである。
 こうして過ごしてみると、市井の女というのも悪くはない。
 人並みの幸せとはこういう事を言うのかもしれない。』

674 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:38:49.06 ID:L+dgg3mE0
×の月△の日
『今日、初めて家庭料理を作ってみた。
 いつもは簡単に肉を焼くだけとかだが、せっかく時間があるのだ。
 色々試してみても罰は当たるまい。
 そう思い、宿の厨房を借りたのだが・・・。
 どうやらあたしには家庭料理は向いていないようだ。』

675 鶏肉 2006/12/13(水) 20:40:58.43 ID:bL71tfFx0
あれ?目から鼻水が

676 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:41:08.00 ID:L+dgg3mE0
×の月○の日
『宿の主人が美味しいお茶の葉が手に入ったというので、幾つか分けて頂いた。
 給仕係の手付きを真似て自分で淹れてみたが、悪くない。
 我ながら単純だとは思うが、これなら上手くやれそうだ。
 明日は市場にでも行って本格的にお茶の道具でも揃えてみるか。』

678 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:45:03.95 ID:L+dgg3mE0
×の月×の日
『少し張り切りすぎてしまったようだ。
 まさかお茶の道具があんなに奥深いものだとは思いもよらなかった。
 何事も一歩ずつが大切なのだという事を改めて思い知った一日だった。』


680 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:47:17.51 ID:L+dgg3mE0
×の月◇の日
『ずっと忘れていたのに。
 夢を見た。
 魔王の夢。
 滅ぼすべき相手の夢。
 あたしに微笑んでくれた相手の夢。
 まただ。
 また魔王の事を考えると胸が痛む。
 何故?
 これが魔王の力だとでもいうのだろうか。
 わからない。
 わからないのに、とても魔王に会いたい。
 会って、自分の心を確かめたい。』

681 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:50:00.70 ID:L+dgg3mE0
□の月○の日
『この世は理不尽に溢れていると思っていたが、少しだけ望みも叶うのかもしれない。
 あたしの目に前に立つ男。
 見た目こそただの人間だが、あたしにはわかる。
 間違いない、魔王だ。
 昨日あれ程願ったのだ。
 夢ではないかと最初は疑ったものだ。
 だが、この間の抜け具合は見紛う事なき魔王そのもの。
 そうだ、こんな人間の居る町に姿を一人で現すなどあの魔王しかありえない。
 そう思うとあたしの心はおかしなぐらい喜んでいた。』

682 凧(バンカー) 2006/12/13(水) 20:52:24.76 ID:FGEyazRB0
間の抜け具合wwwwwwwwwwwwwww

683 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:52:54.01 ID:L+dgg3mE0
□の月○の日(続き)
『だが、もし万が一にでも街で魔王の正体が露見してはまずい。
 あたしはいつかの無抵抗の魔物を思い出し、慌てて魔王を連れて
 泊まっている宿へと向かった。
 魔王は終始ソワソワとあたしの部屋を眺めていた。
 そんなに珍しいのだろうか?
 気になったあたしはお茶を淹れて尋ねてみると、
 あたしの住む場所だから気になったと言う。
 本当にこいつは変わった奴だ。
 でも、そんな変な奴相手にあたしは今まで感じた事がないくらい
 安らぎを感じていた。
 もっと魔王と話をしてみたい。
 もっと魔王の事を知りたい。
 もっと魔王と一緒に・・・居たいと。』

686 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:55:19.04 ID:L+dgg3mE0
□の月◇の日
『気が付けば、あっという間に日が過ぎていた。
 不思議だ。
 あれ程痛かった胸の疼きが今はなんともない。
 ただあるのは、強く溢れ出す思い。
 そうだ、どう足掻いてもあたしが勇者である事は変わらないし
 あいつが魔王である事も変わらない。
 ならば、その役目をあたしは貫いてみせる。
 待っていろ、魔王。
 あたしはあたしの方法でお前を討ってみせるぞ!』

687 おせち(150㌦) 2006/12/13(水) 20:56:18.88 ID:aEu8IybOO
ええ話や

688 書初め(給料倍増) 2006/12/13(水) 20:58:21.86 ID:S4ZSIV+/0
なんか感動してきた

690 まさかの富樫 ◆hPAjjoCLiI 2006/12/13(水) 20:59:43.83 ID:L+dgg3mE0
一気に駆け足で投下しましたが、これで何とか魔王側と並びました。
以降は魔王と勇者、両方の日記を同時進行で投下させて頂きたいと思います。
残りの日記もあと少し。
今しばらくお付き合いして頂ければ嬉しく思います。

691 ナルト 2006/12/13(水) 21:00:16.79 ID:6VSMulci0
日付が一致してるのがすごいな。考慮して書いてんのか

692 おせつ 2006/12/13(水) 21:00:17.89 ID:W5hNmeEKO
もう終わりに近づいているのか



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新ジャンル「魔王日記」01_vol4